機械工学科の学習到達目標
本学の工学部総合工学科機械工学コースでは,以下を修得した学生に対して,学位を授与します.
■「自由・自立の精神」
- 自ら問題を発見する能力を身につけ,問題解決を計画的に遂行することができる.
- 環境負荷の低減や安全の重要性を自覚して機械システムを設計することができる.
- スキルアップのために,合理的かつ継続的に学習する習慣を身につけている.
- 問題解決のために機械工学以外の分野からもアプローチできる.
■「地球規模的な視点からの社会とのかかわりあい」
- 機械技術を,地球規模的な視点から持続的な社会の発展のために利用できる.
■「普遍的な教養」
- 問題解決のために,機械工学にとどまらず多様な文化・価値観からアプロ-チすることができる.
- 問題に対する多様なアプロ-チのため,柔軟な思考力を培っている.
- 自然と文化の多様性を理解し,地球的視点から多面的に問題を考えることができる.
■「専門的な知識・技術・技能」を修得するために
- 工学の基礎となる科目をベースに,事象の本質を理解できる.
- 専門科目により修得した知識や技術を,機械工学における問題解決に応用することができる.
- 工学における事象を,観察,観測して計測されたデータを正しく分析,評価することにより,一般化した結論を導き出し,さらにそれを他者に伝達できる.
- 設計に際して要求される事項を整理して,要求に見合った合理的な機械を設計できる.
■「高い問題解決能力」
- 自分の意思や主張をレポート等で論理的に表現し,口頭発表で効果的なプレゼンテーションができる.また,技術的な内容を英語で表現できる.
・実験結果を計算機により分析し,また,工学における事象を計算機で模擬することにより,一般的な結論を導くことができる.
- 問題解決に必要な情報を文献やウェブサイトから収集および取捨選択できる.
- チームを組み,協力して工学における問題解決を行うことができる.
- 社会から要求される問題を多面的に捉え,具体的な機械システムを設計,製作することができる.