ShockTubeを用いた衝撃波観測

無隔膜式衝撃波管

衝撃波生成管には隔膜破膜式と無隔膜式があります.本実験では無隔膜式を用いており,衝撃波生成のたびに破断した隔膜の除去・清掃,新しい隔膜の設置する必要がないというメリットがあります.これにより隔膜破膜式に対して繰り返して実験を行う際の効率が良くなります.本実験では同一条件下で実験・計測を行い,再現性を確認する必要があるため実験効率は重要になります.


BOS法による計測

図に計測装置の配置を示します.図のように背景画像は縞模様の画像をOHPシートに印刷し,背後にLEDシートを配置します.背景画像にカメラのピントを合わせて配置し撮影します.次に衝撃波生成管により衝撃波を発生させて撮影します.2枚の撮影画像より衝撃波によって生じた密度変化を背景画像に印刷した縞の移動量より定量的に観測することができます.

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