ダイヤモンド加工-ミラクルダイヤモンド-
研究内容
レーザを用いて,ダイヤモンドに広域にわたる平坦な面を生成します.
ダイヤモンドはその物理的・化学的特性から,半導体デバイスへの活用が期待されています.しかし,半導体デバイスへ活用するためにはウエハ状の薄い,平坦な面が必要なため,レーザを用いた成型及びスライス加工を行う必要があります.
ダイヤモンドにレーザを照射すると,照射部分に変質相が生じます.波長や出力を調整することで,表面か内部へ選択的に変質相を生じさせることができます.
変質相のパターンを変化させ,効率よく成型やスライス加工を行い,より平坦な面を得ることを狙います.
工具刃先などへの活用が期待できる,バインダレスcBNをレーザで加工する研究も行っています.


研究中のテーマ
- 超短パルスレーザ及び電気抵抗熱を併用したダイヤモンドスライス加工
- 大型CVDダイヤモンドの段階的切除による平坦化
- ダイヤモンド内部変質へのレーザ再照射によるアニーリングおよびエッチング処理によるスライス加工
担当者一覧 現在このテーマを担当しているメンバーの一覧です.
修士1年:池野 真宏
学士4年:大泉 健悟