Top研究紹介>金属球マニピュレーション

金属球マニピュレーション -不可思議な暗黒物質-

研究内容
魅力
マイクロオーダーの金属球をガラス内で自在に操る最先端の技術で,ガラスの微細加工を行います.
背景
ガラスはその物理的・化学的特性から,様々なところに使われています.
現在では,ガラスのさらなる応用を目指し,レーザと金属を用いた新加工技術の開発に取り組んでいます.
実験方法
ガラスに金属箔を密着させ,金属箔に対してガラス越しにレーザを照射します(図1).
レーザ照射された金属に接しているガラスは金属の熱によって徐々に軟化点に達し,
ガラスの溶融した部分から金属が球の形になってガラス内部に導入されます.
ガラス内部の金属球は2000Kを超え,照射中は光源に向かって移動します.
その他
金属球を制御することにより,局所的にガラスの特性を変化させることが可能です.
現在ではこの技術を用いて,光導波路や電気伝導路への応用を目指しています(図2,図3).
研究中のテーマ

担当者一覧 現在このテーマを担当しているメンバーの一覧です.

修士1年:西川 智也
学部4年:内田 知明