粒子法を用いた血栓形成および薬効の計算機シミュレーション

血栓症の予防や治療に用いられる抗血栓薬は,重篤な副作用を引き起こすことがあるため投薬量を必要最低限に抑えることが望ましい.本研究では,粒子法シミュレーションを用いて,血流下における抗血栓薬の働きを表現する.シミュレーションと動物実験のデータを比較することにより,本シミュレーションの有用性を示すともに,血流と薬効との関係を研究することで,投薬の適正量を決定することを目指す.

担当者 遠藤豊(M2)